天草 倉岳町について
背に天草最高峰倉岳山、前方には不知火海に浮かぶ島々を眺めるすばらしい自然環境に恵まれた倉岳町。
形も大きさもさまざまな自然石を美しく積み上げた「石垣」が、棚底港から山手にかけて100基ほど存在しています。
釣りの観光のメッカとして知られ、天然鯛の釣り場としては日本一とも言われています。
初夏から秋のシーズンには九州全全域から釣り客が訪れ、大変賑わいを見せます。鯛釣り大会などのイベントも多く、全国の太公望が腕を競います。
また、早朝に出漁して行く船の姿は”不知火海の朝やけ漁”と呼ばれ、倉岳町の風物詩となっています。
天草最高峰の倉岳山

「観海アルプス」と呼ばれる山々が連なる天草上島東海岸。
その一角を占めるのが天草最高峰の倉岳です。
眼下に不知火海と点在する島々が広がります。
島影の向こうから朝日が昇るさまは神秘的です。
えびす像

「倉岳大えびす」像は総大理石で造られ、台座を含めると高さ10mと日本一の大きさです。えびす様は昔から豊漁や航海の安全祈願のために尊ばれ、大事にされてきました。今は全国から集まる太公望や地元の漁師たちに優しく微笑みかけています。
受け継がれてきた歴史にふれる

先祖代々から受け継がれてきた、行事ごとお祭りごとが多く残ります。
町にはこのほか、天草の乱後、3代将軍家光の代に民衆の心を収め、仏教への改宗を図るために建てられた江岸寺があり、楼門は一見の価値があります。